公開「国史跡斎宮跡第192次調査~初期斎宮の発掘調査とその解明~」

■公開期間

平成30年1月9日(火)から2月16日(金)までの平日(月から金) 
※ただし、雨天時や発掘作業を休止している場合は見学できませんので、ご来場の際は、事前にお問合せください。

■公開時間   

9時から12時まで、13時から16時まで

■開催場所

国史跡斎宮跡第192次発掘調査現場(三重県多気郡明和町竹川字中垣内474-1)
※斎宮歴史博物館から南に約500mの近鉄線路北側です。車でお越しの際は、ふるさと広場南の砂利敷駐車場に駐車してください。駐車場から徒歩約5分で発掘調査現場までお越しいただけます。

■内容

史跡斎宮跡第192次発掘調査現場を、気軽に見学することのできるように県民の皆様に公開します。第192次発掘調査現場は、史跡西部に位置する「初期斎宮」に該当する場所にあたります。「初期斎宮」は、大来皇女(おおくのひめみこ)が生活したと考えられる飛鳥から奈良時代の斎宮ですが、全貌はいまだ解明されていません。その解明を進める発掘調査現場で、歴史ロマンを体感してください。

【参加料】無料
【見どころ】
飛鳥・奈良時代のいわゆる「初期斎宮」の中でも飛鳥時代の区画と考えられる箇所の発掘調査です。過去の発掘調査から想定される区画の東辺部では、掘立柱の塀や建物が確認されていますが、西辺部の様相についてはわかっていませんでした。そのため、今回の調査で掘立柱塀の西辺部を確認することができれば、飛鳥時代における斎宮の区画の様相や規模などの実態解明に繋がる発見となります。その他、区画内部で大来皇女が生活したと考えられる時代の建物の解明や生活の道具が出土することが期待されます。
【問合せ先】
斎宮歴史博物館 調査研究課
電話:0596-52-3800(代表)
FAX:0596-52-3724
【主 催】斎宮歴史博物館